STVV加入の香川真司へ期待される影響力 日本人選手を代表する存在となれるか

香川の復活に期待したい photo/Getty Images

昨季はギリシャでプレイした香川

日本代表で10番を背負った香川真司がシント・トロイデンへと移籍を決めた。ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでの活躍後、欧州でのプレイを続けるも全盛期のような輝きを見せることができていない男は、ベルギーの地でどのような結果を残すだろうか。

ドルトムント在籍のラストシーズンをトルコのベシクタシュへのレンタルという形で過ごした香川。その後はレアル・サラゴサ、POKテッサロニキらヨーロッパを転々とし、その中でフルシーズン主力として試合に出場し続けたのは、サラゴサの2019-20シーズンだけだった。その中でのベルギー移籍だが、シント・トロイデンには多くの日本人選手も在籍しており、過去のクラブとは異なる。

当然他の日本人選手がいることで連携面など密にコミュニケーションを取ることができるはずだ。それだけでなく香川自身のプレイが他の日本人選手たちに影響をもたらすこともあり得る。国際経験豊富な香川が、その経験をチームに還元することができるか注目も集まるはずだ。香川の復活となればベルギーでシント・トロイデンの成績も向上していくかもしれない。

英メディア『WORLD FOOTBALL INDEX』では「ベルギーに多くの日本人がいる中で、香川をわざわざ紹介しなくてもよいだろう。それでも彼にはまだ証明しなければいけないものがある」と同選手のさらなる活躍へ期待を示す。さらに「他の日本人選手たちをつなぐ重要な役割を期待され、コミュニケーションなどで指揮官と他の日本人との架け橋になることもできる」と、香川の影響力について伝えている。復活も期待される香川だが、ベルギーの地でどのような活躍を見せられるだろうか。

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