197cmでも強みは空中戦のみならず 守備もサボらないオランダ代表FWに刮目せよ

ヴォルフスブルクの前線であらゆる役割をこなすベグホルスト photo/Getty Images

チームの調子が悪くても奮闘見せる男

2020-21シーズンこそ堅守を武器にドイツ・ブンデスリーガで4位という好成績を収めたものの、今季は20試合を消化した時点で降格圏と3ポイント差の15位に沈んでいるヴォルフスブルク。自慢だったはずの守備陣もここまでリーグワースト7位タイの32失点を喫しており、その雲行きは怪しい。スタートこそ開幕4連勝を飾ったのだが、現在は8試合勝利なしの状況に陥っている。

しかし、そんなヴォルフスブルクのなかでも奮闘を見せているのがオランダ代表FWボウト・ベグホルスト(29)だ。得点数だけを見ればここまで6ゴールとあまり振るわない同選手だが、彼がチームのなかで果たしている役割は多岐にわたる。

197cmの長身を活かしてクロスのターゲットとなり、ポストプレイで前線にタメを作るタスクもそつなくこなすベグホルスト。少し意外性のあるスピードでも勝負できる彼は、まさにヴォルフスブルクにとって欠かせない存在だ。チームの攻撃が彼に向けたクロス一辺倒ということもあって得点数こそあまり伸びていないが、最前線で彼がこなしているタスクは非常に多い。彼がいるからこそ、現在のヴォルフスブルクはまだ残留圏に踏みとどまっている。そんな見方もできるかもしれない。

加えて、ベグホルストの優秀さは守備面でも際立っているというのだから驚きだ。データサイト『FBref』によると、今季出場したブンデス18試合で同選手はアタッキングサードにおけるプレス回数でリーグ2位の205回を記録中。トップの座こそフランクフルトに所属するコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレ(222回)に譲っているが、この長身FWも優れた献身性を備えていることが窺える。

攻撃陣の中心でありながら、決して守備にも手を抜かないベグホルスト。ヴォルフスブルクは苦しい時期を過ごしているものの、その前線であらゆる役割をこなすオランダ代表FWのプレイは必見だ。

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