「全力を出し切ることができなかった……」 セカンドチャンスを得た“ボールハンター井手口陽介”の活躍はいかに

セルティックへ移籍した井手口陽介 photo/Getty Images

チャンスをものにしたい

セルティックの古橋亨梧やアーセナルの冨安健洋など、海外で活躍する日本人プレイヤーの活躍が連日報じられるようになった。これは素晴らしいことであり、日本サッカーのレベルアップを感じられるのだが、古橋や冨安のように皆が海外移籍を成功させられるわけではない。

旗手怜央や前田大然と共にセルティックに加わったMF井手口陽介は、今回2度目の海外移籍となる。

ガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせ、2018年に1度目の海外移籍となるイングランドのリーズ・ユナイテッドに完全移籍を果たしている。しかし、英国でプレイするには労働ビザの取得が必須であり、そのためクルトゥラル・レオネサ(スペイン)やグロイター・フェルト(ドイツ)にレンタルされ武者修行を行ったが、リーズには戻れず古巣であるガンバに復帰している。

英『FourFourTwo』では「自分の全力を出し切ることができなかった」と1度目の海外挑戦が上手くいかなかった理由を答えており、実際にクルトゥラル・レオネサでは6試合、グロイター・フェルトでは5試合しかピッチに立てておらず、不完全燃焼で終わってしまっている。だからこそ海外への思いは強く、「もう一度海外でプレイしたかった。セルティックは2度目のチャンスを与えてくれた」と胸の内を明かしている。

そんなセカンドチャンスを得た井手口だが、セルティックで自身の居場所を掴むことはできるのか。アンジェ・ポステコグルー監督率いるチームは[4-3-3]で試合に臨むことが多く、井手口は中盤3枚での起用が予想される。そこでは自身の武器であると口にするハードワークと守備力、さらにそこから攻撃につなげる展開力が求められることになる。ここでチームメイトを納得させられるだけの強度を見せられれば良いが、どうなるのか。

中盤であれば同じく新加入組の旗手がライバルとなる井手口。2度目の海外移籍であり、前回の鬱憤を晴らすようなプレイに期待したい。

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