オランダ2部やJ1連覇も経験 新潟の昇格に向け最終ラインをけん引する36歳DF

千葉のさらなる活躍に期待 photo/Getty Images

千葉が新潟との契約を更新

アルビレックス新潟は千葉和彦との契約を更新したことを発表した。昨季は古巣へ復帰し、チームの主力となった男はJ1昇格に向けて大きな期待が寄せられている。

オランダ2部のAGOVVアペルドールンでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせ、2年目の2004-05シーズンには21試合に出場した千葉は2005年に新潟へ加入した。2012年からはサンフレッチェ広島へ移籍して、3バックの中央でレギュラーを勝ち取ると、加入初年度に33試合1得点を記録してJ1優勝を経験。翌年にはJ1全試合に出場して連覇に貢献するなど、日本トップクラスのDFへと成長した。

2019年には名古屋グランパスへ加入するも出場機会を得られず、昨季新潟へ10年ぶりの復帰を果たした。アルベル・プッチ・オルトネダ監督の下でポゼッションスタイルを貫くチームにおいて、足元技術や精度の高いパスを供給できる千葉は守備の要となり、39試合2ゴールを決めた。

昨季序盤戦は首位争いをしていた新潟だったが、最終的には6位でシーズンを終えた。今年はJ1昇格とJ2優勝に向け、アルベル監督は退任したものの、昨季までコーチだった松橋力蔵監督が就任。継続性を重視しており千葉は今季も欠かせない存在となるだろう。

新潟は昨シーズンのJ2で40失点とリーグでは5番目に少なく、優勝したジュビロ磐田(42失点)よりも2つ少ない。千葉がリーダーとなって最終ラインをけん引したことで、守備の安定化が見られた。今季はリーグ最少失点を目指して頂点に立つことができるだろうか。

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