昨季よりも大きく評価を上げたリヴァプールDF 自慢の攻撃力と運動量で主力不在の穴を埋める

戦力となっているツィミカス photo/Getty Images

昨シーズンから加入したツィミカス

リヴァプールで昨季と比較して今シーズン、大きな評価を上げているプレイヤーがコスタス・ツィミカスだ。離脱が増えているアンドリュー・ロバートソンの穴を埋め、戦力として大きな貢献度を誇っている。

昨季オリンピアコスからリヴァプールへ加入した同選手だが、左SBで絶対的な存在となっており、怪我も少ないロバートソンの前に出場することができず。ツィミカス自身も負傷離脱してしまうなど、公式戦7試合の出場にとどまった。

再起を図りたい今シーズンは、開幕前にロバートソンが負傷離脱してチャンスを掴むと、積極的なオーバーラップで存在感を発揮する。開幕戦では守備での不安定さを露呈するものの、第2節のバーンリー戦では守備も向上し、攻撃では1アシストを記録。チームの勝利に貢献する活躍を見せた。

するとロバートソンが昨季までフル稼働を続けていた余波もあり負傷離脱の回数が増え、その都度ツィミカスが穴を埋める存在になる。公式戦わずか7試合の出場数だった昨季に比べ、今季はすでに15試合に出場して2アシストを決めている。第18節のトッテナム戦でレッドカードを受け、3試合の出場停止中であるロバートソンに代わり、現在もアグレッシブな攻撃参加や、運動量豊富にアップダウンを繰り返してチームの左サイドを活性化させている。彼は昨季と比べ大きく評価を上げた選手と言えるだろう。

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