パスにドリブルに攻撃でも存在感 試合を支配したチェルシーの心臓

攻守に存在感を示したカンテ photo/Getty Images

スタメン出場したカンテ

チェルシーはプレミアリーグ第21節でリヴァプールと対戦した。序盤に2点ビハインドとなる展開も、前半のうちに同点に追いつき2-2のドローで試合を終えた。この試合、攻撃面で高パフォーマンスを見せた男がエンゴロ・カンテだ。

前回対戦では前半にリース・ジェイムズが退場となったことで、ハーフタイムマテオ・コバチッチと交代し、45分でピッチを後にした。今試合もスタメン出場すると、豊富な運動量で攻守両面で輝きを見せたカンテ。特に攻撃面で高いスタッツを記録した。

チェルシーの支配率は56%と相手を上回った今試合で、カンテのパス成功率は「85.9%」とチアゴ・シウバに次ぐチーム2番目の成功率を誇る。その中でも3本のロングパスをすべて通すなど、リヴァプール相手にゲームを支配したチェルシーで、彼の存在は大きく際立った。ドリブル成功率も「100%」と積極的に仕掛け、より攻撃的な姿勢を見せた。

圧倒的なスタミナとボール奪取能力を武器にチームのかじ取り役としての印象が強いカンテだが、攻撃面でも高いパフォーマンスを見せている。上位を争う相手にも彼の積極性は活きており、より試合を支配した後半はボールを触る回数も増えている。守備だけでなく攻撃でも存在感を示し、逆転優勝を狙うチェルシーの心臓となっているのだ(データは『SofaScore』より)。

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