バイエルンから去る日は近いのか 来夏移籍の可能性浮上するドイツ代表DF

近頃バイエルンでの出場機会が減少しているズーレ photo/Getty Images

現状に不満と現地メディア

はたして、近い将来バイエルン・ミュンヘンの守備者は新天地を求めるのだろうか。今季はユリアン・ナーゲルスマン監督の下で一時序列を上昇させたかのようにも思えたが、ドイツ代表DFニクラス・ズーレ(26)に移籍の噂が浮上している。

今季は開幕からセンターバックや右サイドバックとして奮闘し、ここまで公式戦22試合に出場しているズーレ。しかし、11月中旬に新型コロナウイルスに感染して以降、チームがこなした公式戦6試合で同選手が先発したのはたった2試合のみとなっている。少し前まではアグレッシブなスタイルでチームを支える存在だったものの、現在のズーレは定位置争いでやや後れを取る形となっている。

そのため、この現状にズーレは不満を抱いているとのこと。独『Spox』によると、来夏満了を迎える現行契約の延長交渉も難航しているようで、シーズン終了後にフリーとなる可能性は非常に高くなっているという。冬に流出となることはなさそうだが、今後は他クラブとの交渉が加速することとなりそうだ。
そのなかで、現在ズーレの移籍先として有力な候補となっているのは、チェルシーやレアル・マドリードといったクラブのようだ。しかし、この2クラブであれば、ズーレが向かうのはチェルシーの可能性が高いか。過去にもバイエルンからの移籍が噂された際、彼は将来的に一度はプレミアでプレイしてみたいとの希望を口にしたことがある。加えて、チェルシーは来夏におけるアントニオ・リュディガーやアンドレアス・クリステンセンの退団が噂されている状況。彼らと入れ替わりで入団することとなれば、出場機会の確保に苦労する可能性は低いだろう。

そんなズーレだが、はたして彼は来夏どのような選択肢を取ることとなるのだろうか。ドイツ代表DFの動向には今後も注目だ。

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