神戸退団のフェルマーレンが母国復帰か 元マンCのDFが獲得を熱望とも

神戸の守備を支えたフェルマーレン photo/Getty Images

アンデルレヒトが獲得か

トーマス・フェルマーレンは、ディフェンスリーダーとしてヴィッセル神戸をJ1クラブ史上最高位である3位へと押し上げた。AFCチャンピオンズリーグを戦う来季も主軸として活躍する姿に期待されたが、公式HPでは来シーズンの契約を更新しないことを発表している。

来季はどのクラブでプレイするのか。UEFA EURO2020も戦った現役ベルギー代表DFの動向に注目が集まっている。オランダメディア『Dagblad van het Noorden』では、彼の移籍先がベルギーのアンデルレヒトではないかと報じている。

アンデルレヒトは、マンチェスター・シティでもプレイしたヴァンサン・コンパニが監督を務める母国のビッグクラブ。同紙によればそのコンパニがフェルマーレンの獲得を熱望しており、クラブも関心を示しているようだ。

日本でもワールドクラスのプレイを披露し続けたフェルマーレンだが、今季で36歳となり、母国でキャリアを続けていくのは本人にとってもストレスが少なく、心身ともにより良い状態をキープできそうだ。来年にはFIFAワールドカップが控えており、3度目のW杯出場にも意欲を燃やしていることだろう。

欧州のビッグクラブだけでなく日本でもプレイしたフェルマーレンの経験値は、アンデルレヒトの若手選手にも良い影響を与えるはずだ。戦力としてはもちろんのこと、そのような経験値の還元もコンパニ監督は期待しているのかもしれない。

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