ユヴェントス期待の20歳MFは今冬セリエAへ? 2部で奮闘するNEXTブレイク候補

現在はセリエBでプレイしているラノッキア photo/Getty Images

レンタル先変更の可能性浮上

ユヴェントスが期待を寄せる次世代のヤングタレントは、今冬のマーケットで着実なステップを踏むこととなりそうだ。そのヤングタンレトとは、現在セリエBのヴィチェンツァにレンタルされているU-21イタリア代表MFフィリッポ・ラノッキア(20)。ビアンコネリが2019年冬にペルージャから引き抜いた才能は、弱冠20歳で早くもセリエAの舞台に立つかもしれない。

というのも、現在のラノッキアにはレンタル先変更の話が持ち上がっているのだ。伊『calciomercato』によると、今季ここまでセリエAで14位に沈むサンプドリアが同選手の獲得に興味を抱いているとのこと。彼らは逆襲に向けて中盤の強化を図っており、そこでリストに浮上したのがユヴェントス期待のヤングタレントだったようだ。

今季はヴィチェンツァでリーグ戦15試合に出場し、ガッチリと定位置をキープしているラノッキア。チームこそ第17節終了時点で最下位に沈んでいるものの、彼自身のパフォーマンスはそこまで悪くない。186cmと長身ながらボールの扱いに長けており、インサイドハーフやレジスタとして機能。データサイト『SofaScore』によると、ここまではビッグチャンスクリエイト数(4回)やロングパス成功率(64.89%:94本中61本成功)などで印象的なスタッツを記録している。
まだプレイスピードなどの面で改善したい部分はいくつか見て取れるが、素材自体はその将来が楽しみなラノッキア。はたして、同選手は今冬サンプドリアへと向かうこととなれば、セリエAの舞台でどこまで成長を遂げることができるのか。20歳MFの2021-22シーズン後半戦がどのようなものとなるかは、今から楽しみだ。

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