アーセナルにいた大型FWは28歳にして《無所属》に 伸び悩んだ男の新天地はどこへ

アーセナルでプレイしていたサノゴ photo/Getty Images

次第にサポーターからも忘れられていったか

アーセン・ヴェンゲル氏が指揮していた頃のアーセナルは若手有望株を積極的に加えていたが、中には伸び悩んだ者も少なくない。

28歳にして無所属となったFWヤヤ・サノゴもその1人だろう。

2013年にフランスのオセールからやってきたサノゴは194cmのサイズを持つストライカーとして期待されていたのだが、結局プレミアリーグでは21試合で1点も奪えなかった。
クリスタル・パレス、アヤックス、チャールトンとレンタルを繰り返し、2017年にはフランスのトゥールーズへ完全移籍。このあたりからはアーセナルサポーターもサノゴのことを忘れかけていたかもしれない。

今年の2月にはハダースフィールド・タウンの一員としてイングランドへ戻ってきたのだが、その契約も今夏に終了。28歳ながらサノゴは無所属となってしまった。

ただ、まだプレイするチャンスはある。仏『Foot Mercaro』はトゥールーズにてトレーニングを続けるサノゴにアメリカのMLSやイングランド、トルコのクラブなどが関心を示していると伝えており、28歳という年齢を考えればまだまだプレイ出来るはずだ。

フランスの世代別代表では得点を量産していたが、それでもトップチームで通用するとは限らない。20歳そこそこで名門アーセナルと契約を結ぶなどキャリアのスタートは実に順調だったが、思い描いていたようなキャリアにはならなかったか。

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