20回も蹴って失敗はたった“1回”のみ プレミア昇格組で存在感放つPK職人とは

先日行われたエヴァートン戦でもPKを沈めたトニー photo/Getty Images

ブレントフォードの前線で躍動する男

2021-22シーズンのイングランド・プレミアリーグにおいて、一流のPKキッカーと言えば誰を思い浮かべるだろうか。おそらく、多くの人がすぐに思い浮かべるのはリヴァプールのFWモハメド・サラーやマンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド、チェルシーのMFジョルジーニョといったところだろうか。

しかし、今季のプレミアリーグでは彼らのほかにも、非常に優秀なPKキッカーが頭角を現している。その男とは、昇格組のブレントフォードに所属するFWイヴァン・トニー(25)だ。

昨季はチャンピオンシップ(英2部)のシーズン得点記録を塗り替えるなど、かねてよりその得点能力の高さには注目が集まっていたトニー。2021-22シーズンはここまで4ゴールだが、そのプレイぶりからは高い能力を感じさせている。同選手は屈強な身体を武器にゴール前で相手の脅威となり、味方を活かす動きも上手い。そのスタイルから、一部では彼のことを“ディディエ・ドログバの再来”と表現する人もいるほどだ。

だが、彼が優れているのはそれだけではない。実はこのトニーという男、今季を含めた直近の3シーズンでただの一度もPKを失敗していないのだ。現地時間28日に行われたプレミアリーグ第13節のエヴァートン戦でも、名手ジョーダン・ピックフォードを相手にPKを成功させている。これで、トニーは2020年1月にリーグ1(英3部)でPKを沈めて以降、15回連続の成功。そのキャリアを通して、PK失敗はわずか1回のみという記録をキープしている。成功率は驚異の95.0%(20回中19回成功)だ。

「トニーは世界最高のPKキッカーだと、私は信じているよ。彼は常に最高級のPKを蹴ってくれるんだ。だから、この記録は偶然や運によるものではない。常に努力してきたからこその結果さ。トニーのおかげで今日は3ポイントを獲得できた。本当に彼に感謝しなければね」(英『talkSPORT』)

エヴァートン戦後、トニーについてこのように語ったのはブレントフォードのトーマス・フランク監督だ。驚愕の生涯PK成功率を誇る昇格組のストライカー。トニーがこの記録をあとどこまで伸ばしてくるかは非常に楽しみだ。

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