マンC、サンダーランドなどで過ごした《14年》 イングランド期待の大型MFは今どこに?

オーストラリアへやってきたロドウェル photo/Getty Images

まだ30歳と若い才能がアジアへ

イングランドでプレイすること14年。デビュー当時期待の大型MFだった男を覚えているだろうか。

エヴァートンの下部組織出身者で、2007年にデビューしたMFジャック・ロドウェルだ。

10代からトップチームでプレイしていたロドウェルはイングランド世代別代表でも常連メンバーで、188cmのサイズを誇る大型セントラルMFとして期待は大きかった。
しかし、その後はマンチェスター・シティ、サンダーランド、ブラックバーン、シェフィールド・ユナイテッドと移籍を繰り返すたびに評価は下落。いつしか影の薄い存在となってしまい、イングランドA代表では3試合しかプレイ出来なかった。

今夏にはシェフィールドを退団することになったのだが、ロドウェルが選んだ新天地はオーストラリアだった。11月にウェスタン・シドニー・ワンダラーズと契約を結ぶことになり、さっそくデビュー。惜しいミドルシュートも放ったことが世界的に話題を呼んだ。

意外かもしれないが、ロドウェルはまだ30歳だ。デビューが早かったため、まだまだ若い選手だ。イングランドではサッカーを楽しめなかったかもしれないが、アジアから再びブレイクしていけるのか。イングランドでプレイしている時ほどはプレッシャーを感じることなくサッカーを楽しめるはず。また1人楽しみな選手がアジアへとやってきてくれた。

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