“40歳”でもリーガ1部で正守護神 経験による強さで強豪にも好セーブを見せる元スペイン代表GK

正守護神として活躍する photo/Getty Images

エスパニョールで主力のD・ロペス

昨季リーガ・エスパニョーラ2部で優勝を果たし、2年ぶりに1部リーグへ戻ってきたエスパニョール。チームを支える守護神は、レアル・マドリードやビジャレアルなどで活躍し、2013-14シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグを優勝した経験を持つディエゴ・ロペスだ。

今年で40歳になる同選手だが、エスパニョールの主力として活躍。第14節終了時点で全試合に出場しており、昇格初年度ながら11位に付いている原動力となっている。

特に第8節のレアル・マドリード戦は18本ものシュートを打たれながら、1失点に抑えて2-1で勝利を果たし、今季首位を独走するレアルに初めて黒星を付ける。さらに第14節のバルセロナ戦では0-1と敗れはしたものの、セーブ数「5」を記録し、PKの1点のみに抑えた。全体の失点数は11位だが、これは首位レアルと同数でもある。

強豪相手にも変わらず自身のプレイが出せるのは、数多の経験から培った力だろう。今季はクリーンシートは5試合ながら、1試合平均セーブ数が「3.9本」と毎試合4本近くの好セーブを見せており、エスパニョールに欠かせない守護神として君臨しているのだ。40歳を越えてもチームで必要とされ、期待に応えられるD・ロペスは世界でも有数のGKの1人といえるだろう(データは『SofaScore』より)。

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