クレスポやイグアインらに続け 将来欧州を席巻するかもしれないリーベルの逸材

頭角を現し、欧州クラブも関心を寄せるアルバレス photo/Getty Images

パトロナート戦では圧巻の4ゴール

ラモン・ディアスをはじめ、エルナン・クレスポやハビエル・サビオラ、ゴンサロ・イグアイン、ラダメル・ファルカオなど、世界にその名を轟かせる多くの有能アタッカーを輩出してきたリーベルプレート。このアルゼンチンの名門クラブに、新たな才能が現れた。

2000年1月31日生まれ、現在21歳のフリアン・アルバレスだ。リーベル・プレートの下部組織出身で、2018年にトップチームデビューを果たした同選手は、今年に入って徐々に頭角を現し、今季から本格覚醒。リーグ戦ではここまで16試合に出場して15ゴール6アシストを記録しており、首位を独走するチームを牽引しているのだ。特に、今月8日に行われた第20節パトロナート戦でのプレイは圧巻で、下位に沈むチームだったとはいえ、相手のミスを逃さず4ゴールも奪って見せた。

確かな技術に加えて、こういった活躍もあり、アルバレスは今年6月にはアルゼンチン代表デビューも飾っている。近い将来、戦いの舞台を欧州へ移し、名だたる先輩たちのようにその名を轟かせる日は近いか。実際、この若き逸材には以前からACミランが熱視線を送っているほか、イングランドやドイツなど、欧州各国のクラブが彼とのサインに関心を寄せているという。また、幼少期にはレアル入団の噂もあっただけに、スペイン行きの可能性もあるだろう。
リーベル・プレートと2022年12月末までの契約を結んでいため、来夏の欧州挑戦が有力視されてはいるが、早ければ今冬の移籍市場で激しい争奪戦が繰り広げられることとなりそうなアルバレス。果たして、どのクラブがこの若き逸材の争奪戦に勝利することとなるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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