7試合しか出場できなかった“9年間” チェルシーでの冒険に終わり近づくガラスの才能

チェルシーでの将来が期待されていたムソンダ photo/Getty Images

怪我に悩まされるキャリアに

チェルシー加入から9年。もがき苦しんできた若きアタッカーの冒険は終わりに近づいている。

来夏にフリーエージェントになることをSNSで宣言したのは、25歳のベルギー人MFチャーリー・ムソンダだ。

怪我に泣かされるキャリアとなっているが、ムソンダの名前はサッカーファンの間でも有名だ。2012年にアンデルレヒトからチェルシーへ向かう際、他にもバルセロナなど複数のビッグクラブが獲得へ動いていたと言われるほどの逸材だったからだ。
しかし、トップチームでは7試合しか出場できなかった。レアル・ベティス、セルティック、フィテッセにレンタル移籍する日々が続き、怪我にも悩まされた。

レンタル先を合わせても、ムソンダはトップチームで43試合にしか出場できていないのだ。チェルシー移籍からは9年が経過しているため、これはかなり少ない。

怪我の影響もあって今後のキャリアがどうなるかは分からないが、今季もチェルシーの構想には入っていない。U-23のカテゴリーに2試合出場しているだけで、10年目となる来夏にクラブを離れることになるだろう。

まだ25歳というのが驚きだが、ムソンダのキャリアはどうなっていくのか。以前よりチェルシーには有望株が多く集まっていたが、成功を掴める者は一握り。10代より才能があると絶賛されてきたムソンダも、成功を収められぬままクラブを去ることになりそうだ。

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