今や兄のエデンを超える評価? “ベルギー黄金世代”に割って入るトルガンの成長

ドルトムントで奮闘を続けてきたトルガン・アザール photo/Getty Images

兄のエデンはコンディション安定せず

ベルギー黄金世代を引っ張ってきたレアル・マドリードFWエデン・アザールは、間違いなく同国が生んだ史上最高クラスの天才プレイヤーだ。

その兄の背を常に追いかけてきたのが、ドルトムントでプレイする28歳のFWトルガン・アザールだ。

才能なら兄のエデンが上だろう。足に吸い付くドリブルはリオネル・メッシやネイマールにも負けないレベルにあり、世代を代表するテクニシャンだ。弟のトルガンは何かと兄と比較され、悔しい思いもしてきたはずだ。
しかし、スペイン『MARCA』は今やトルガンの方が高い評価を得ているのではと分析している。

才能で上回ったわけではなく、兄のエデンに怪我が続いていることが大きい。しかし、トルガンの成長も目を見張るものがある。

今夏のEURO2020では2得点を記録するなど、黄金世代に食らいついている。兄ほど派手なテクニックは持ち合わせていないが、代わりにトルガンはウイングバックとして攻守に奮闘する運動量を持ち合わせている。

トルガンもベルギー黄金世代の一角として認められてきており、努力が実を結んでいる。兄だけでなく、トルガンも世界的な評価を得るべきだろう。

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