イングランド代表の最大勢力となったマンC 今後もこの流れが続くのか

イングランド代表で活躍するマンCの選手たち photo/Getty Images

若手が育ってきている

ガレス・サウスゲイトの就任やプレミアリーグの成長もあって近年、力を付けているイングランド代表。先日行われたEURO2020では惜しくもイタリア代表に敗れたが、準優勝の好成績を収め、2022年に予定されているワールドカップ・カタール大会では優勝候補の一つである。

その中で約5名の選手が選出され、最大勢力となっているのがマンチェスター・シティだ。今回選ばれたメンバーはカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、フィル・フォーデン、ラヒーム・スターリング、ジャック・グリーリッシュである。直近のハンガリー戦では全員がスタメンでの出場となり、ストーンズがゴールを決めている。惜しくも引き分けとなったが、普段からプレイしている選手ということもあり、連携面でも高さは際立っていた。

この流れは今後も変わらないか。トップチームでいえばリーズ・ユナイテッドのカルヴィン・フィリップスやトッテナムのハリー・ケインは常にマンCのターゲットであり、獲得の可能性は十分にある。

マンCで育っている若手選手はイングランドのプレイヤーが多く、既にトップチームデビューを果たしたコール・パルマーやアンデルレヒトへローン移籍したテイラー・ハーウッド・ベリス、同じくハンブルガーへ移籍したトミー・ドイルもU-21の代表に選ばれている。更にその下の世代でもリアム・デラップやサミュエル・エドジーと逸材が多く、彼らが順調に成長すれば今以上にスリーライオンズにマンCの選手たちが名を連ねることになるかも知れない。

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