田中、守田と競うことができる新たな中盤戦士 攻守両面をマスターした森岡亮太の出番はあるか

ベルギーで牙を磨き続ける森岡亮太 photo/Getty Images

期待したい人材だ

アジア最終予選でオーストラリアに勝利し、勝ち点3を獲得した日本代表。これで4試合終了時での勝ち点は6ポイントとなり、ワールドカップ・カタール大会出場へ希望が見えてきたか。

このように崖っぷちから好転したサムライブルー。その要因はやはりオーストラリア戦で見せた[4-3-3]か。このフォーメーションでは中盤に田中碧と守田英正、遠藤航の3人を配置することでミドルサードでの主導権を握り、試合を有利に進めることに成功している。先制点もその田中のゴールであり、今後日本の中心はこの中盤3枚になるだろう。

しかし、負担が多いポジションであり、90分フルタイムで戦うことは難しい。特に素早い切り替えでは疲労が溜まることが予想され、終盤には田中が走れなくなっていた。このようなことを回避するためにも、11月の代表戦の招集メンバーでは中盤の層を厚くする必要がある。

そこで期待したいのはベルギーでプレイするシャルルロワのMF森岡亮太だ。2016年から海外でのプレイを継続しており、シャルルロワで自身の居場所を見つけた森岡。今季はここまでリーグ戦全試合に出場しており、2ゴール3アシストと素晴らしい成績を残している。

ポジションは中盤であり、シャルルロワでは[3-5-2]のインサイドハーフで起用されている。オーストラリア戦では田中や守田が務めていたポジションだ。

そんな森岡は攻守両面に秀でた選手であり、攻撃では正確なパスから好機を演出し、守備ででは鋭い読みからボール奪取を行っている。直近で最も活躍した試合であるベールスホット戦では2得点に加え、決定的なパスを3本、更にチームトップの数字である3回のタックル成功を記録している。攻守両面で卓越した選手であり、30歳と若い選手ではないが、中盤を多く必要とする日本代表であれば、呼ばない理由がないプレイヤーだ。また、シャルルロワとは2024年まで契約を延長しており、クラブからの信頼の厚さもうかがえる。

代表での活動は2018年のヴァイッド・ハリルホジッチ時代までさかのぼることになる森岡。森保監督にも呼ばれたことはないが、11月のベトナム戦、オマーン戦では約3年ぶりの招集となるか注目したい(データは『WhoScored.com』より)。

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