マンUで活躍する偉大な先輩に続けるか 2部で“NEXTマグワイア”の座を狙う21歳

現在はハル・シティでプレイするグリーブス photo/Getty Images

「いずれはマグワイアのように……」

現在、マンチェスター・ユナイテッドの守備陣には欠かせない存在となっているイングランド代表DFハリー・マグワイア。身長194cmのサイズを活かした空中戦の強さに、水準以上のビルドアップ能力も兼ね備えた同選手は、今やプレミアリーグでも最高レベルのCBと評価される選手になった。2019年夏にマンUがレスター・シティから彼を獲得する際、8000万ポンド(約104億円)もの移籍を費やしたことからもその評価の高さは窺い知ることができる。

しかし、そんなマグワイアも現在のキャリアを形成するまでには、短くない下積み時代を経験している。今でこそプレミア屈指のスターになった同選手だが、そのキャリアをスタートさせたのは当時2部のシェフィールド・ユナイテッドで、その後プレイしたハル・シティやウィガンも決して強豪とはいえないクラブだった。2017年夏に加入したレスターで名を揚げるまで、マグワイアはそれほど注目度は高くない選手だったと言っていいだろう。今の彼があるのは、まさに自身の努力によるところが大きい。

そんなマグワイアだが、それと同じ道をこれから彼の古巣に所属する後輩DFは歩むことができるのか。注目したいのは、ハル・シティに所属する21歳のDFジェイコブ・グリーブスだ。

ハル・シティの下部組織で育ったグリーブスは、先輩・マグワイアと同じく恵まれたサイズを活かしたエアバトルを武器とするセンターバック。今季はここまで出場したリーグ戦11試合でチームトップとなる空中戦勝利数(32回)を記録しており、その勝率も65.31%と印象的だ。そのほかにはタックル数(18回)やクリア数(25回)でもチームトップの数値をマークし、まだ若いながらも彼はチャンピオンシップで一目置かれるCBとして成長を見せている(スタッツはデータサイト『SofaScore』より)。

「ぼくは昔からクラブのシーズンチケットを持っていて、マグワイアがいる頃も試合を観にきていたよ。本当に大好きな選手だったね。最終的にはレスターへと移籍してしまったけど、その才能の大きさからファンは誰もが仕方ないと思っていた。いずれはプレミアでもトップクラスのDFになると信じていたからね。だから、僕はそんなマグワイアのプレイを真似するようになったんだ。彼のプレイは本当に興味深くて、とても参考になったよ。今ぼくがこんなふうにプレイできているのは、間違いなく彼のおかげさ。この調子でいずれは本当にマグワイアのようになりたいね」(英『talkSPORT』より)

そんなグリーブス自身も、いずれはマグワイアのようになりたいとこのように語っている。現時点ではチャンピオンシップでプレイする1人のDFでしかない同選手だが、いずれは偉大な先輩に匹敵するようなCBとして評価される日もやってくるか。今後はハル・シティで“NEXTマグワイア”の座を目指す男のプレイにも注目したいところだ。

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