最後に逆転弾を決めてみせたC・ロナウド 愛するマンUをCL制覇に導くか

逆転弾を決めたC・ロナウド photo/Getty Images

昨季のEL決勝と同カードに

マンチェスター・ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節でビジャレアルと対戦。後半ロスタイムにクリスティアーノ・ロナウドの得点で2-1と勝利した。

昨季のUEFAヨーロッパリーグ決勝のカードだった両クラブの対戦は、その試合と同じ1-1のまま終盤を迎える。ドローで終えるかと思われた後半ロスタイムに得点を決めたのは、今夏マンUへと加入したC・ロナウドだった。ジェシー・リンガードが落としたボールに、狭いコースを抜く逆転弾で勝ち点3を獲得した。

ヤング・ボーイズにまさかの敗戦を喫して始まった今季のCL。ビジャレアル戦も同点で終わるかもしれないと思われた窮地を救ったのは、やはりC・ロナウドだ。加入後すでに5得点を決めている新エースは、苦しい状況でもチームを勝たせる力を持ち合わせている。

この試合でC・ロナウドが放ったシュートは3本だが、枠内に決めたシュートは得点の「1」のみだった。それでも土壇場でゴールを決めることができるのは彼が持ちうる才能であり、この力こそマンUを上位へと進める原動力となる。

前回所属時にはマンUにビッグイヤーをもたらし、レアル・マドリードではCL3連覇にも貢献したスターだが、ユヴェントスではベスト8より上に行くことはできなかった。愛するクラブへ戻ったC・ロナウドは、マンUを欧州の舞台でどこまで連れて行くのだろうか。スターの新たな挑戦に今後も目が離せない。

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