彼の代わりは見つからない? マンCを後方から支える超精密機械

エデルソンを中心としたビルドアップはマンCの一つの武器だ photo/Getty Images

世界でも5本の指に入るか

プレミアリーグが開幕し、3試合で10得点を挙げたマンチェスター・シティ。彼らの得点力は素晴らしく、19-20シーズンにはリーグ戦38試合で102得点を挙げている。その年はリヴァプールが85得点を決めているが、その差はなんと17点と大きく、マンCの攻撃力の高さがうかがえる。今季も100点越えに期待したい。

マンCの高い攻撃力を支えている後方からの組み立てだが、やはり中心人物はGKのエデルソン・モラレスか。ベンフィカから加入して以降、プレミア王者では不動の地位を築いているブラジル代表GK。控えであるザック・ステッフェンがピッチに立つことも最近は増えてきたが、やはりエデルソンが最後尾にいると居ないとでは攻守での安定感が段違いだ。

そんなエデルソンだが、先日2026年まで契約を延長したとマンCが発表している。2017年にクラブに加入しており、契約を全うすれば9年間在籍することになる。それだけ、クラブからの信頼が厚いのだろう。

特に左足から放たれる高精度のミドルパスは相手のハイプレスを無効化することができる。自陣でボールを保持することの多いマンCとしてはこれができるGKが居れば、ハイプレスもそこまで怖くなく、逆に敵陣に一気に攻め込むことができる。また、大一番での失点の多さから評価が上がらなかったエデルソンだが、ここ最近ではボルシア・ドルトムント戦やパリ・サンジェルマン戦といったCLの舞台でもビッグセーブでチームに貢献している。

マンCのサッカーをするうえで欠かせない存在であるエデルソン。今後も彼の高いパフォーマンスに期待だ。

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