グループステージは楽な組み合わせに? 07-08シーズン以来のビッグイヤー獲得を目指す赤い悪魔の挑戦

スールシャール監督はこのチームを頂点まで導くことができるか photo/Getty Images

戦力的にも揃ってきたか

昨季はCLのグループステージで姿を消したマンチェスター・ユナイテッド。その後、ELではファイナルまで進んでおり悪くないシーズンではあったが、そろそろCLでの結果が欲しいか。

そんなマンUだが今季はグループFとなっており、ビジャレアル、アタランタ、ヤング・ボーイズと同組だ。同じプレミア勢を見てみると、マンチェスター・シティはパリ・サンジェルマンと、リヴァプールはアトレティコ・マドリード、チェルシーはユヴェントスとグループステージでぶつかることになっており、そう考えると比較的楽な組み合わせではないだろうか。

もちろん、ビジャレアルには昨季負けているが、今季はジェイドン・サンチョ、ラファエル・ヴァランの加入もあり、戦力的には大きな積み上げを見せている。更にボランチの補強も噂されており、今後の動向に注目だ。また、ELファイナルでのリベンジにもなるため、選手たちはモチベーション高くこの試合に臨むだろう。大事な試合で勝っても、格下とのリーグ戦を取りこぼすイメージがあるマンUだが、ハマった時の強さはライバルクラブであるマンチェスター・シティをも凌ぐものがある。

CLのタイトル獲得は07-08シーズンまでさかのぼることになる赤い悪魔。現状ではオーレ・グンナー・スールシャール監督のもと、着実に戦力アップしており、今季はどこまで戦えるのか。非常に楽しみなシーズンとなりそうだ。

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