ムココだけではない怪物級の“16歳” ライプツィヒが抱える巨大な才能

U-16ドイツ代表にも選出されているレイビガー photo/Getty Images

今季一気にブレイクも

2021-22シーズン、ドイツ・ブンデスリーガではまたも将来有望なティーンエイジャーがブレイクを果たすのか。元ドルトムントFWジェイドン・サンチョ(今夏マンチェスター・ユナイテッドへ移籍)を筆頭として、近年若きタレントの台頭が止まらない同リーグ。その流れは今でも途切れることなく続いており、来たる新シーズンでも大きな成長を期待されている10代の選手は多い。

その筆頭格としては、ドルトムントのFWユスファ・ムココ(16)を挙げることができるだろう。昨季は16歳1日という異例の早さでプロデビューを飾った同選手。その後のリーグ戦でも3ゴールを奪っているだけに、2シーズン目となる今季のさらなる飛躍には期待がかかる。

しかし、2021-22シーズンのブンデスリーガで注目すべき逸材はムココだけでない。RBライプツィヒにも、今季一気にブレイクを目指してほしい16歳がいる。
その選手とは、U-16ドイツ代表MFシドニー・レイビガー。同選手は中盤セントラルを主戦場とするプレイヤーで、卓越したボールテクニックを最大の武器としながら味方のパスワークを司る。自ら持ち上がるドリブルも得意としており、その能力を十分に発揮することができれば一気にライプツィヒで重要な存在となることも可能だろう。また、状況によってはサイドでもプレイ可能なため、起用法の幅は広そうだ。

前線の怪物ティーンエイジャーがムココなら、中盤の怪物ティーンエイジャーはレイビガー。順調に成長できれば、そのように認識される日も遠くはないか。今季からライプツィヒの指揮を執るジェシー・マーシュ監督はザルツブルク時代に若手を積極起用していたこともあり、トレーニングで結果を残せばレイビガーにもある程度の出番が与えられる可能性は高いだろう。2021-22シーズン、ライプツィヒで開花するかもしれない若き才能には注目しておきたいところだ。

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