北マケドニアのEURO初得点は37歳 国の歴史を動かすFWへボールは転がった

37歳でEURO初ゴールのパンデフ photo/Getty Images

78分のゴールをアシストしたアラバ

UEFA EURO2020のグループCでオーストリア代表は北マケドニア代表と対戦し、3-1で勝利した。1-1で均衡を破ったのは、絶妙なクロスで勝ち越しゴールをアシストしたダビド・アラバだった。

アラバはこの試合で3バックの中央でスタメン出場。前半は最後尾からロングボールを供給して、ビルドアップの起点となった。また守備時には、左右CBの裏のスペースをカバーして相手攻撃陣の好きにはさせなかった。

ただチームは先制したものの、次第に北マケドニアの勢いに押される。すると前半のうちに同点に追い付かれて1-1で前半を終える。

後半攻勢に出たいオーストリアは、アラバを左CBに移す。ポジションがサイド寄りになったことで、オーバーラップの機会が増えると、実を結んだのは78分。左サイドから低く素早いクロスを供給し、それにうまく合わせたミヒャエル・グレゴリッチュがゴールネットを揺らして勝ち越しに成功した。さらに1点を追加したオーストリアが初出場の北マケドニアを振り切り、初戦を勝利で飾った。

得点が欲しいオーストリアのフランコ・フォーダ監督の采配が功を奏した。アラバを前に上げるのではなく、中央からサイドへ移すことで攻撃の底上げに成功。途中出場した両FWがどちらもゴールを決めるなど、アラバのポジションチェンジを含め、指揮官の采配が光った試合となった。

初戦から3ゴールを奪って勝ち点3を獲得したオーストリア。最高な形で難敵・オランダとの一戦に挑めるだろう。グループ首位争いが予想される両国。勝負の決め手はアラバの左足かもしれない。

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