攻守両面でアッズーリを支えたスピナッツォーラ 大会後には大きく名を上げることになる?

攻守両面で大きな貢献を果たしたスピナッツォーラ photo/Getty Images

28歳のスピナッツォーラ

EURO2020の予選を全勝で通過するなど今大会における前評判の高かったイタリア代表、通称アッズーリ。近年の国際舞台ではそこまでいい成績を残しておらず、今大会での復活が注目されていた。

そんなイタリア代表は開幕戦で姿を現すと、トルコ代表に対して3-0での大勝を収めた。トルコも先日オランダ相手に白星を挙げるなど力のあるチームではあるが、内容でも圧倒しており、一躍優勝候補に名乗り出たと言える。

その中でも特に左サイドからの攻撃陣は破壊力抜群であり、左サイドバックを務めたレオナルド・スピナッツォーラは今大会で更に自身の価値を高めることになるだろう。

特筆すべきは攻撃のタイミングだ。左サイドではウイングの位置にロレンツォ・インシーニェを配置しているが、インシーニェは中央にポジションを取ることが多く、左サイドには大きなスペースが空くことになる。そこをスピナッツォーラが使うのだが、タイミングが絶妙で相手にマークされず、ゴール前に顔を出すことに成功している。

これにはトルコ側のDFにも問題があると言えるが、スピナッツォーラ自身の攻撃センスが光っている。また、そこからのフィニッシュワークに長けており、シュート、クロスと選択肢が豊富だ。

後半66分の2点目のゴールに関してはボックス内で受けたスピナッツォーラが放ったシュートのこぼれ球をチーロ・インモービレが押し込んでいる。決めたインモービレのゴールではあるが、半分はスピナッツォーラのおかげだろう。

守備においても、後半はトルコのジェンギズ・ウンデルがスピードで良さを発揮していたが、スピナッツォーラの堅実な守備の前に結果には結び付けられなかった。

このように攻守に渡って大きな貢献を見せたスピナッツォーラ。長年ユヴェントスに在籍し、2019年からローマに移籍と、イタリア国内では知名度がある選手ではあるが、この大会を機に一気にワールドクラスの選手に上り詰めるはずだ。

イタリア代表は日本時間16日の深夜28時からスイス代表との第2節を控えており、スピナッツォーラの活躍と共に注目したい。

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