大迫不在でどこまで戦えるのか 試される国内組の実力

欠場が 決まっている大迫photo/Getty Images

収穫のある親善試合としたい

11日に予定されている日本代表対セルビア代表の一戦。欧州の強豪との試合に胸を躍らせているファンも多いはずだ。しかし、セルビアの来日メンバーにはフランクフルトに所属するFWルカ・ヨビッチやMFフィリップ・コスティッチは含まれていない。これは仕方ないが残念だ。日本も五輪世代やオーバーエイジ枠の関係からフルメンバーで臨むことが出来ず、両者共に1.5軍同士での対決といったところか。

日本代表として気になることと言えば、大迫勇也の不在か。日本が敷く[4-2-3-1]のシステムでは各ポジションで熾烈なスタメン争いが繰り広げられているが、9番に関しては大迫が不動の地位を築いている。ストライカーとして出来るプレイの幅が多く、彼に追随する選手が出てきて欲しいところだ。

今回大迫の代わりに招集されたのが横浜F・マリノスでここまで10ゴールを挙げているオナイウ阿道だ。今季は決定力が格段に上がっており、前線でのキープ力も高くなってきている。また、そこからの選択肢も柔軟に対応できるようになっており、成長著しい日本を代表するストライカーだ。

また、今回の代表には国内組が多く選出されている。前述したオナイウを初め、古橋亨梧、山根視来、中谷進之介、小川諒也とJリーグを代表する選手たちだ。今、紹介した選手たちがどこまで起用されるかは分からないが、海外を体験するいい機会となるだろう。

大迫の不在、一気にレベルの上がる対戦相手と不安材料は多いが、自分たちがどこまでやれるのか非常に見ものである。

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