ペップ・シティの超速FWが“17試合”も得点ナシ 気になるシュート精度の低さ

マンCでの序列が低下しつつあるスターリング photo/Getty Images

徐々に改善の兆しは見えているが

2020-21シーズン、マンチェスター・シティのスピードスターが苦戦を強いられている。以前は間違いなくジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシチズンズの中心的なアタッカーだったものの、イングランド代表FWラヒーム・スターリングの立場は次第に怪しいものとなっている。

今季はここまでリーグ戦28試合に出場して9ゴール7アシスト。決して悪い数字のようには見えないものの、ここ最近のスターリングはゴールがパッタリと止まってしまった。最後に得点を記録したのは、プレミアリーグ第25節のアーセナル戦。実に公式戦17試合もの間、このスピードスターはゴールから遠ざかることとなっているのだ。

しかし、そうなるのも無理はないか。今季のスターリングはシュート精度があまりに低い。実際、現地時間1日に行われた第34節のクリスタル・パレス戦では、計7本のシュートを放つも枠を捉えたのはゼロ(データサイト『SofaScore』より)。ドリブルやオフ・ザ・ボールの部分では復調の兆しが見えてきたものの、やはりフィニッシュの部分におけるクオリティの低さは気になるところだ。

そんな現状を受けて、先日はグアルディオラ監督も「ラヒームは並外れた選手だが、自分のクオリティを発揮する準備ができていない。フォデンやマフレズの状態も良いから、今は彼を無理に使う必要はないんだ」と発言している。このコメントからも、スターリングに対する指揮官の信頼が揺らいでいることは窺い知ることができるだろう。直近のリーグ戦5試合でスタメン出場がわずか2試合となっていることからも、彼の序列が低くなっていることは明白だ。

「スターリングは素晴らしい選手だ。彼は今でもシティにとっては重要な選手だと思う。守備の部分で大事な役割を担うこともあるし、大切にしていかなければならない。簡単なことではないけれど、頑張ってほしいよ」(ロイ・ホジソン、英『Daily Mail』より)

このように、まだスターリングの復活に期待している人は多い。しかし、このホジソン氏のコメントからも、同選手の状況が苦しいことは滲み出ている。なにしろ、スターリングに求められるのは守備ではない。クリスタル・パレス戦におけるディフェンスも決して称賛に値する出来ではなかっただけに、同氏も復活を願う一方で苦し紛れのコメントになってしまったか。

徐々にフォームが改善する予感こそしてきたものの、肝心のフィニッシュ精度が心許ないスターリング。はたして、ペップ・シティのスピードスターはここから再びギアを上げていくことができるのか。No.7の逆襲を多くのファンが待っている。

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