ティアニーの代役には及第点も アーセナル左サイドバック問題は一時解決か

今季はたびたび左サイドで代役を務めるソアレス photo/Getty Images

ソアレスが左サイドバックで先発フル出場

9日に行われたヨーロッパリーグベスト8、1stレグでチェコ・スラヴィア・プラハと対戦したアーセナル。チェコ王者はここまでにレスター・シティやスコットランドで無類の強さを見せているレンジャーズを下しており、試合前の予想通りアーセナルが苦戦を強いられる展開となった。その中でもアーセナル側として不安な点は、やはりキーラン・ティアニーの不在だろう。
 
今季ここまでにリーグ戦23試合に出場しており、最終ラインでは頼りになる存在だっただけに、左サイドバックが穴になると思われたが、そこは代役を務めたセドリック・ソアレスがそつなくこなしていた。利き足と逆のサイドとなるため何かとやりにくそうではあるが、配給や左サイドハーフを務めたウィリアンとの連携も悪くなく、及第点であったと言える。この日はキーパスも1本記録している。右サイドのブカヨ・サカの攻撃に頼りがちなこともあり、左から作れるソアレスの存在は大きいと言える。
 
守備面では前任者であるティアニーに劣ってしまう部分はあるも、対人では粘り強い守備を見せて遅らせるなど最低限の仕事はやり遂げていた。終盤にはセンターバックを務めるガブリエウ・マガリャンイスとの連携不足から自陣でボールを失ってしまい、失点につながるセットプレイを献上しており、これは今後の課題となりそうだ。
 
ティアニーの代役としてこの試合に臨んだソアレスについて英『Daily Mirror』も「セドリックはアーセナルのために堅実なパフォーマンスを披露し、フィジカル面での強さを見せた」と高く評価している。
 
残念ながら引き分けとなったこの試合だが、大一番でも一定のパフォーマンスを発揮できるソアレスの評価は高まっただろう。ティアニーの代役問題も一時的ではあるが、ソアレスで問題は解消できそうだ(データは『WhoScored.com』より)。

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