39本のシュートで“11点” イタリアの若き怪物ストライカーは覚醒した

PSGで活躍するモイーズ・キーン photo/Getty Images

驚異的な決定力

ついにイタリアの若き怪物ストライカー覚醒の時だ。

今季リーグ・アンで想像を超えるパフォーマンスを披露しているのがパリ・サンジェルマン所属FWモイーズ・キーンだ。

イタリア代表でのプレイ経験もある21歳のキーンは、同国の将来を背負って立つと期待されている点取り屋だ。エヴァートンでは思うような活躍が出来なかったが、昨年10月にパリ・サンジェルマンへレンタル移籍したところから才能が開花している。

今季リーグ・アンではリーグ戦二桁得点を記録している選手が現段階で9人いるが、そのうちの1人が11得点を挙げているキーンだ。最大の魅力は、その決定力にある。

この9人の中で、キーンは最もシュート本数が少ないのだ。プレイタイムが1308分と最も少ないこともあり、キーンは39本しかシュートが打てていない。例えばニースのFWアミーヌ・グイリは10得点を挙げているが、シュート本数は68本だ。キーンとは約30本も差がついている。

その中でキーンが得点数を二桁に乗せているのは見事で、今ではパリ・サンジェルマンに欠かせぬ戦力となりつつある。プレミア中堅クラブのエヴァートンで結果が出ず、フランス王者のパリで結果が出るとは少々奇妙な展開ではあるものの、キーンにとってはリーグ・アンで圧倒的な力を誇るパリの方が力を発揮しやすかったか。

今季はチャンピオンズリーグの方でも3得点を記録しており、キーンにとってフランス挑戦は大成功だった。この勢いをイタリア代表にも持ち込んでほしいところで、今夏のEURO2020でもチャンスがあるかもしれない。目覚めた若き怪物ストライカーの今後が楽しみだ(数字は『WhoScored.com』より)。

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