シント・トロイデンで欧州デビュー 橋岡大樹の起用法と競争相手は?

浦和時代から右ウィングバックには慣れている photo/Getty Images

右ウィングバックとして定着するか

橋岡大樹が2月28日、ジュピラー・プロ・リーグ第28節オイペン戦に途中出場。シント・トロイデンでのデビューを飾った。

橋岡は1点を追いかける64分にマキシミリアーノ・カウフリーズと交代で出場し、新天地でのデビューを飾る。カウフリーズが務めていた右ウィングバックにそのまま入りプレイ。「一緒に入ったヤルネ(・ステウカース)選手とリズムをつくる形が何回かあったので、悪くなかった」とクラブ公式YouTubeチャンネルでコメントした。

橋岡大樹は、浦和レッズユースでは主にセンターバックでプレイ。トップチームへ昇格後は右ウィングバックや右サイドバックでスタメンの座を確保する。昨シーズンの終盤ではユース時代と同様にセンターバックを務めるなど、守備のポジションを複数経験してきた。右サイドで起用される際は、ヘディングの強さを武器にゴールキックの出しどころとなっていた。
シント・トロイデンは12月に監督交代が行われ、ピーター・マース新監督が務めている。システムは[3-5-2]の3バックを使用。橋岡はデビュー戦同様に右ウィングバック、もしくは右センターバックでの起用が考えられる。現在、右センターバックにはジョルジュ・テイシェイラ、右ウィングバックはマキシミリアーノ・カウフリーズが務める。

新監督下で右のウィングバックは固定できておらず、カウフリーズも本職はセンターバックであることから、オイペン戦でも起用された右ウィングバックが有力ではないかと思われる。浦和時代での経験値やヘディングの強さ、スタミナなどを武器に持つ橋岡が、右ウィングバックのファーストチョイスとなる可能性も十分にある。今後、橋岡がどのように起用されるのかに注目だ。

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