チェルシーの新ホットラインが火を吹くか マンUが整えるべきは“右サイドの守備”

トゥヘル監督が就任して以降、抜群の連係を見せているヴェルナー(右)とアロンソ(左) photo/Getty Images 

鍵を握るマンU守備陣の“マークの受け渡し”

今季のプレミアリーグ25試合消化時点で2位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点49)と、5位チェルシー(勝ち点43)による上位直接対決が、日本時間の3月1日に行われる。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得の要件である国内リーグでのトップ4入りを果たすためにも、両チームにとって勝ち点3が欲しい一戦だ。

トーマス・トゥヘル監督就任以降の公式戦8試合で6勝2分けと、好調を維持しているチェルシーの武器は、[3-4-2-1]という布陣の左ウイングバックで起用されているマルコス・アロンソと、2シャドーの左側でプレイしているティモ・ヴェルナーのホットライン。この2人がポジションチェンジを繰り返し、相手守備陣を撹乱するのが今のチェルシーの攻撃パターンのひとつだ。

特にアロンソのポジショニングはファジーで、左ウイングバックの彼が敵陣バイタルエリア中央でボールを受け、その後のパスワークの起点になることが多い。現地時間2月23日に行われたチャンピオンズリーグのラウンド16・1stレグ(アトレティコ・マドリード戦)でも、インサイドにポジションを移したアロンソとヴェルナーによるパス交換からチャンスが生まれていた。チェルシーとしては、今回の上位対決でもこのホットラインを中心に決定機を数多く作りたいところだろう。

[4-2-3-1]を基本布陣としているマンUとしては、右サイドバックと2ボランチの右側の選手、そして右のセンターバックを中心に、アロンソとヴェルナーを捕捉したいところ。チェルシーの1トップ(オリヴィエ・ジルー)の動きに右のセンターバックが釣られ、これと同時にアロンソが中央にポジションを移してヴェルナーが大外に回った場合、マンU守備陣のマークにずれが生じる可能性がある。

右サイドバックにアーロン・ワン・ビサカ、ボランチにはネマニャ・マティッチ、スコット・マクトミネイ、フレッジのうち2人、そして右のセンターバックにはヴィクトル・リンデロフかエリック・バイリーのどちらかが起用されそうだが、この3つのポジションの選手がマークの受け渡しを明確にし、チェルシーの左サイドのホットラインを封殺できるか。これが今回の試合の見どころとなりそうだ。


プレミアリーグ第26節

チェルシー×マンチェスター・ユナイテッド

日本時間 3月1日 午前1時30分 キックオフ


【予想スターティングメンバー】

チェルシー

GK 16 エドゥアール・メンディ
DF 28 セサル・アスピリクエタ
DF 4 アンドレアス・クリステンセン
DF 2 アントニオ・リュディガー
MF 24 リース・ジェイムズ
MF 5 ジョルジーニョ
MF 17 マテオ・コバチッチ
MF 3 マルコス・アロンソ
MF 11 ティモ・ヴェルナー
MF 19 メイソン・マウント
FW 18 オリヴィエ・ジルー


マンチェスター・ユナイテッド

GK 1 ダビド・デ・ヘア
DF 29 アーロン・ワン・ビサカ
DF 2 ヴィクトル・リンデロフ
DF 5 ハリー・マグワイア
DF 23 ルーク・ショー
MF 17 フレッジ
MF 39 スコット・マクトミネイ
MF 21 ダニエル・ジェイムズ
MF 18 ブルーノ・フェルナンデス
MF 10 マーカス・ラッシュフォード
FW 9 アントニー・マルシャル

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