川島永嗣の前にガーナのファン・ダイク? 日本の守護神助ける守備職人

ストラスブールで活躍するアレクサンデル・ジク photo/Getty Images

着実に評価を上げる

現在フランスのリーグ・アンではストラスブールに所属する日本代表GK川島永嗣が奮闘しており、21日に行われたアンジェ戦でもクリーンシートを達成。GKとして着実に評価を上げている。

しかし、クリーンシートは川島だけで達成できるものではない。川島の前にリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクとの比較論まである男が構えていることが大きいのだ。

川島と同じく密かに評価を上げているのが、26歳のDFアレクサンデル・ジクだ。182cmと小柄な選手ではあるものの、ジクは守備的MFとセンターバックの両方をこなすガーナ代表の守備職人だ。
最大の魅力は読みの鋭さで、インターセプト数はリーグ・アンのセンターバック部門第1位となる65回を記録している。攻撃される機会が多いこともインターセプト数増加に影響しているのかもしれないが、それでも1試合平均3.2回のインターセプト数は見事だ。

182cmのサイズながら空中戦でもセンターバック部門第10位となる34回の空中戦勝利数を記録するなど奮闘しており、ストラスブールに欠かせぬ存在になっている。

SNSではファン・ダイクとの比較論まで起きているようで、他の主要リーグでも貴重な守備職人となるかもしれない。26歳という年齢を考えると、まだまだステップアップを狙うことも不可能ではない。

年齢差は実に11歳。37歳の川島の前を必死に守るジクのパフォーマンスも見逃せない(数字は『WhoScored.com』より)。

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