“ハンパない”活躍はどこへ 日本のエースが8本しかシュート打てていない衝撃

ブレーメンで無得点続く大迫 photo/Getty Images

森保ジャパンの最前線はどうなる

2018年に行われたワールドカップ・ロシア大会から2年半。「ハンパない」とのワードを耳にする機会は極端に減った。

「ハンパない」とは、ロシア大会の初陣となったコロンビア代表戦で決勝ゴールを決めた日本代表FW大迫勇也を称賛する際によく使われた言葉だ。大迫の活躍からメジャーな言葉となり、他のスポーツでも時折使われるようになった。

しかし、その本家である大迫に元気がない。それもそのはず、今季はまだ所属するブレーメンで1度もネットを揺らしていないのだ。
出場機会は限定され、ここまでブンデスリーガでのプレイタイムは僅か582分間。16試合に出場して0得点1アシストだ。日本代表のエースとしてはかなり寂しい数字だ。

何より、ここまで大迫は582分間で8本しかシュートを打つことができていない。大迫はその器用さから低いポジションで起用されることもあるが、それでもシュート本数が一桁に留まっているのは寂しい。308分間しかプレイしていないロシア大会でも7本のシュートを打っているため、ブンデスリーガで8本止まりというのは問題だろう。

昨季はブレーメンの主力として残留に大きく貢献し、大迫はリーグ戦で8得点を挙げた。何かを掴んだシーズンにも思えたが、今季は急ブレーキだ。この内容では、森保ジャパンの最前線を任せるべきなのか疑問も出てくる。

ロシア大会終了後は東京五輪でも大迫をオーバーエイジで招集すべきとの議論があったが、今ではそこまでの人気も無くなっているか。明らかに話題になる機会が減っており、2022年のワールドカップ・カタール大会へもう1度ハンパない活躍を見せてほしい(数字は『WhoScored.com』より)。

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