ユーヴェでも光を放つ“2世タレント” 父を知る伊代表監督の目にはどう映る?

ミラン戦で2ゴールの活躍を見せたキエーザ photo/Getty Images

父エンリコとは全く異なっている

イタリア代表の指揮官を務めるロベルト・マンチーニ監督が、ユヴェントスに所属する同国代表FWフェデリコ・キエーザについて語っている。

現在23歳のキエーザは、かつてイタリア代表などで活躍したストライカーのエンリコ・キエーザを父に持つ若き逸材。同選手も同国代表の各年代でプレイし、2018年にはA代表デビューを果たしている。そして、これまでの活躍が認められ、今季からイタリアの絶対王者ユヴェントスの一員に(2年間のレンタル移籍)。ここまで公式戦17試合に出場(5ゴール5アシスト)しており、早くもチームの主力として活躍している。先日の首位ACミランとの一戦でも、2ゴールの活躍でチームを勝利へ導いていた。

父親譲りの抜群の得点感覚や鋭いドリブルを武器に、早くもピルロ・ユヴェントスに欠かせない存在となりつつあるキエーザ。現役時代に父エンリコと一緒にプレイした経験があるマンチーニも、同選手の将来に大きな期待を寄せているに違いない。父エンリコとは比較することができないとしつつも、次のようなコメントを残した。

「エンリコと彼の息子は全く異なっている選手だ。エンリコは幼い頃にサンプドリアへやって来た。このクラブで1シーズン過ごしたのち、モデナへ加わったあたりからゴールを決め始めたをの覚えているよ。彼が(1995年にサンプドリアへ)戻ってきたとき、彼はより完璧になっていた。彼は素晴らしい人間だし、様々なクラブが彼を欲しがっていたよ」

「フィジカル面で見ると、フェデリコは父親と異なるね。テクニック面でも類似しているのは、ゴールを狙う前の最後のタッチぐらいだ。そもそもエンリコはストライカーで、彼はウインガーだ。彼は父親よりもよく走っていると思う。ユヴェントスへの移籍は、彼にとって重要な一歩になったね。クラブは、個人的なレベルでも彼の改善をサポートしてくれるはずだ」

イタリアサッカー界のレジェンドを父に持つプレッシャーの中でプレイすることは、決して簡単なことではないだろう。キエーザはその“2世タレント”としてプレッシャーを跳ね除け、フェデリコ・キエーザとしてさらなる進化や飛躍を遂げることができるのか。今後の活躍にも注目が集まる。

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