D・シルバ&アグエロも超えた スパーズで完成するプレミア“最高級FWコンビ”

アーセナル戦で揃って得点を決めたケイン&ソン・フンミン photo/Getty Images

アーセナル守備陣はついていけず

6日にアーセナルを粉砕したのはトッテナムが誇る強力コンビだった。

アーセナルとのノース・ロンドン・ダービーに臨んだトッテナムは、FWソン・フンミン&ハリー・ケインの得点で2-0と完勝。ライバルをあっさりと撃破してプレミアリーグ首位を守ってみせた。

アーセナルのシュート数11本に対してトッテナムのシュート数は6本だったが、今のトッテナムにシュート数の差は関係ない。ソン・フンミンとケインは数少ないチャンスを得点へ繋げられる決定力を備えており、1度の決定機で十分だ。
1点目はソン・フンミンのスーパーミドルシュートだったが、こちらもアシストはケインについている。2点目はカウンターからソン・フンミンがケインのゴールをアシストしており、2人のコンビネーションにアーセナルはついていけなかった。

英『sky Sport』によると、ケインは今季早くもソン・フンミンのゴールを8つもアシストしている。リーグ戦にて2人のコンビネーションで生んだゴールの数は31点となっており、これはマンチェスター・シティのダビド・シルバ&セルヒオ・アグエロ、元アーセナルのティエリ・アンリ&ロベール・ピレスの29点を超えて2位の記録となっている。1位は元チェルシーのフランク・ランパード&ディディエ・ドログバで36点だが、ソン・フンミンとケインならば超えてしまうかもしれない。プレミアリーグ史に残るコンビと言っても大袈裟ではないだろう。

ケインがゴールをお膳立てする役割に回ったことも大きく、今回のソン・フンミンへのアシストでケインの今季リーグ戦アシスト数は二桁の10に達した。

リーグ戦11試合を消化して10アシスト。これは過去5シーズンのプレミアリーグを振り返ってみても圧倒的なペースだ。

昨季はマンCのMFケビン・デ・ブライネがリーグ戦20アシストを記録したが、それでも10アシストに達したのは17試合目でのことだった。デ・ブライネを大きく上回るペースとなっており、このペースなら25〜30アシストを狙うことだって不可能ではないだろう。

ケイン&ソン・フンミンのコンビはトッテナムを頂点へ導くのか。今のプレミアで最も危険なコンビなのは間違いなく、2人が怪我なく戦えれば悲願のリーグ制覇も見えてくるはずだ。

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