今季の平均出場時間はわずか“48分” マンUで再びポグバの立場が危うい

今季マンUでなかなか出場時間を伸ばせずにいるポグバ photo/Getty Images

昨季とは違うシステムの採用で窮地

本来であればマンチェスター・ユナイテッドの中心としてチームの先頭に立ってほしい人物が、今季なかなか出場時間を伸ばすことができていない。赤い悪魔におけるフランス代表MFポール・ポグバの立場が、またも不安定なものとなり始めた。

昨季は怪我で前半戦に長く戦列を離れるも、リーグ戦再開後に復帰して以降マンUの中盤をブルーノ・フェルナンデスとともに牽引したポグバ。27歳を迎え、ついにこの男もチームの中心として絶対的存在になった。2019-20シーズン後半戦のパフォーマンスを見て、そう思ったファンも少なくはなかったはずだ。

しかし、2020-21シーズンが開幕してまたも彼の立場は微妙なものとなってしまっている。チームに攻守のバランスを求めるオーレ・グンナー・スールシャール監督の下、今季のマンUは中盤に攻撃的MFを一人しか置かないシステムを起用する試合も増えた。そのなかで、現在一枠しかない攻撃的MFのファーストチョイスとなっているのはB・フェルナンデス。同選手が攻撃陣をリードしている状況で、そのポジションにポグバの居場所はほぼないと言っていい。

それでもポグバを起用したいならば、現実的な選択肢は守備的なポジションとなるだろう。しかし、ディフェンス強度の高くないフランス代表MFをその位置で起用するのは少々リスクが高いと言える。そういったチーム事情もあって、彼は今季ここまで公式戦11試合の出場でプレイタイムがわずか527分(1試合平均約48分)にとどまっている状況だ。なかなかに現状は厳しい。

そんなポグバがマンUで苦しい時間を過ごしていることについて、フランス代表のディディエ・デシャン監督が言及。11月の代表ウィークに向けた招集メンバーにこそ選出したものの、同監督はクラブでなかなか出番を得られていない彼のことをかなり心配している様子だ。

「ポールは今、クラブでプレイ時間にもシステムにも恵まれていない状況だ。一連の怪我と新型コロナウイルスの検査で陽性となったことは、彼に大きな打撃を与えたと思う。ポールは再び自分のリズムを見つける必要がある。クラブでの現状について、彼が満足しているとは到底思えないよ」

デシャン監督が27歳MFについて、このように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。この状況が続くようであれば、指揮官もフランス代表にポグバを招集するのは次第に難しくなってくるかもしれない。

マンUでの立場が再び怪しくなり始めたポグバだが、はたして彼はこの先どのようにして自身の居場所を取り戻しにかかるのだろうか。好調時はワールドクラスの輝きを放つ実力者なだけに、このままでは終わらないはずと信じたいが……。

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