“左利きのセスク”がカギ握る チェルシーが待ち望むチャンスメイカー

チェルシーへ加わったツィエク photo/Getty Images

攻撃のピースはまだ揃っていない

開幕からリーグ戦4試合を戦って10得点。今夏に超積極的な補強へ動いたチェルシーの攻撃力をどう評価すべきだろうか。

まだティモ・ヴェルナー、カイ・ハフェルツらが100%フィットしたわけではなく、手探りの状態ではある。

特に英『90min』が気にかけているのはチャンスメイクの部分だ。ヴェルナー、タミー・エイブラハムらストライカー陣に十分なチャンスが与えられていないのではないかと問題視している。
カギを握るのは、まだ怪我で出場できていないMFハキム・ツィエクだ。

アヤックスから加入したツィエクは、同じレフティーでもハフェルツよりチャンスメイカー色の強い選手だ。

2017-18シーズンにはエールディヴィジで15アシスト、続く2018-19シーズンは13アシスト、昨季は12アシストと、エールディヴィジのレベルなら毎シーズンのように二桁アシストを決めるだけの力を備えている。

プレミアリーグでも二桁アシストを期待したいところで、ツィエクがフル稼働するようになればヴェルナーやエイブラハムの得点数も伸びてくるのではないか。

同メディアはツィエクのプレイビジョンから、かつてチェルシーで活躍したMFセスク・ファブレガスと重ねている。

2人はポジションも違い、セスクほどゲームをコントロールする選手ではない。しかしながら、ツィエクの創造性はセスクに近いものがあると同メディアは考えているのだ。

レフティーのセスクとなるのか。セスクが当時のエースだったジエゴ・コスタを活かしたように、ツィエクこそ豪華になった攻撃陣の手綱を握る人物なのかもしれない。

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