ケインの代役に相応しい23歳 イングランド代表に必要だった新鋭FW

イングランド代表のキャルバート・ルーウィン photo/Getty Images

ようやく出てきたケインの代役候補

“スリーライオンズ”で新たに輝き出しそうな23歳のストライカーは、はたして現エースであるFWハリー・ケインの後を担う存在となれるのか。イングランド代表において、エヴァートンに所属するFWドミニク・キャルバート・ルーウィンに対する期待値は大きい。

レスター・シティFWジェイミー・バーディが代表から身を引いて以降、ケインの他に信頼できるセンターフォワードがいないという問題に悩まされていたイングランド代表。ケイン不在時にその代役を誰に任せるかというのは、ガレス・サウスゲイト監督も来年に延期されたEURO開幕までに解決しておきたい課題だったと言えるだろう。

そんな状況の中、ケインの状態が思わしくないこともあって現地時間11日に行われたUEFAネーションズリーグのベルギー代表戦に先発出場したキャルバート・ルーウィン。この試合では得点こそ奪えなかったが、得意とすポストプレイで味方をサポートするなど一定の成果を示している。ケイン不在時でも、彼ならばチームを円滑に回すことができるか。そんな思いを抱かせるパフォーマンスだったと言っていい。

かつてプレミアリーグで活躍したトニー・カスカリーノ氏も、今回キャルバート・ルーウィンが披露したプレイには大きな期待感を抱いたようだ。ここまでプレミア得点ランキングで単独トップとなる6得点を荒稼ぎしているストライカーについて、同氏は英『talkSPORT』へ次のように語っている。

「キャルバート・ルーウィンはとても成熟した選手だ。時間を重ねるごとに改善しているね。昨季はアンチェロッティが監督となってから素晴らしいパフォーマンスを披露した。ロックダウン後は少し苦労していたけど、それも彼にとっては良い経験になったと思うよ。アレがあったから、今季の好調もあるんじゃないかな。今では本当に自信に満ち溢れているように見える。彼は自分に何ができるのかを理解している」

「ボックス内での仕事ぶりからも、彼のスコアラーになりたいという意思は伝わってくる。私自身はそこまで良いストライカーでなかったが、一緒にプレイした中には素晴らしい選手がいたからわかるんだ。彼らは皆、定期的に自分の得意とする形で得点を奪っていた。決して偶然ではなく、彼らはそうなるように自然とポジションをとっているのさ。これはケインが何年もの間やってきたことだね。そして、今のキャルバート・ルーウィンも同じ。加えて、彼はゴールから離れたところでもプレイできる。素晴らしい能力の持ち主と言えるよ」

単純な得点能力だけでなく、前線でチームのためにも動ける23歳のストライカー。ここのところ怪我が増えるケインを心配する声もあったが、もしもの時はキャルバート・ルーウィンがしっかりと代役を務めてくれるか。イングランド代表で、また新たな才能が頭角を現そうとしている。

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