守備は冨安健洋、ならば攻撃は…… セリエAで大注目の“2人”のヤングスター

ボローニャの冨安 photo/Getty Images

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同じ21歳に集まる注目

セリエA2020-21シーズンの開幕節では、ボローニャを2-0で撃破したミランが大きな話題を呼ぶことになった。

契約を延長したFWズラタン・イブラヒモビッチがいきなりゴールを決めたことで、今季のミランは一味違うとの空気が広がったのだ。

しかし、伊『Calciomercato』は敗れたボローニャの方にもしっかりと目を向けている。
0-2と敗れたこのゲームで、良いパフォーマンスと称賛されたのは日本代表DF冨安健洋だ。

冨安は昨季のサイドバックとは違い、今季から本職のセンターバックで勝負していくことになる。その初陣でミランに2失点を喫して敗れてしまったわけだが、それでも評価は高い。

「敗北にも関わらず、冨安は守備面で素晴らしいプレイを見せた。7月のミラン戦のように攻撃面での活躍はなかったが、新しい役割であるセンターバックで素晴らしいスキルを示した」

冨安はこのように称賛されており、センターバックでも戦える可能性が見えてきている。

そしてもう1人。攻撃面で同メディアより高い評価を得た若手アタッカーが、ナポリに加入したFWヴィクター・オシムヘンだ。

ナイジェリア期待のホープであるオシムヘンは、今夏にリールからやってきた本格派ストライカーだ。

開幕節のパルマ戦は61分からの出場だったが、ナポリはそこから63分にFWドリース・メルテンス、77分にFWロレンツォ・インシーニェのゴールで2-0の勝利を収めており、オシムヘンの投入が効いたとの評価だ。

オシムヘンと冨安はどちらも1998年生まれの21歳で、今季のセリエAで最も注目したい攻守の若手実力派プレイヤーと言っていい。

2人揃ってセリエAの主役となれるのか。開幕節の滑り出しは上々か。

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