まさかの16歳FWがEURO行きある!? “10代”のサプライズ招集候補5名

世代別ドイツ代表でもプレイするムココ photo/Getty Images

1年延期で生まれる可能性

新型コロナウイルスの影響で1年間延期されることになったEURO2020。この延期により、各国代表のメンバー構成にも変化が起こるだろう。

スペイン『as』が注目しているのは、10代のプレイヤーたちが代表メンバーに食い込むかどうかだ。

1.エドゥアルド・カマビンガ(レンヌ/17歳/MF)

まず最初に注目されたのは、17歳ながらレアル・マドリードが注目しているとされるレンヌのカマビンガだ。

すでにレンヌでは主力となっているセントラルMFで、今季リーグ・アンでは64回のタックルを記録。欧州五大リーグでプレイする18歳以下のプレイヤーでは最多となる2112分間のプレイタイムも記録しており、17歳ながら経験が豊富な点は心強い。

フランス人MFのカマビンガの前にはポール・ポグバやエンゴロ・カンテらライバルは多いが、同メディアは怪我に苦しむバイエルンMFコランタン・トリッソ、30歳を迎えたトッテナムMFムサ・シソコに代わる形でフランス代表に食い込めるのではとサプライズに期待している。

2.アンス・ファティ(バルセロナ/17歳/FW)



スペイン代表の秘密兵器となるのか。バルセロナで様々な史上最年少記録を作っているファティも1年間追いかけていきたいプレイヤーだ。

新型コロナウイルスの影響で中止となったが、3月の親善試合にてファティをスペイン代表へ招集する案も浮上していたと同メディアは取り上げており、EURO参戦の可能性がゼロということはない。

出場時間が少ないとはいえ、今季ファティはバルセロナで202分間で1ゴールの成績を残している。チームメイトでこれを上回るのはリオネル・メッシとルイス・スアレスの2人のみ。ドリブルを1試合平均2.38回仕掛けてしまう積極性も魅力で、スペインのスーパーサブとなれば面白い。

3.フィル・フォデン(マンチェスター・シティ/20歳/MF)



イングランドの新・黄金世代を代表するフォデンも、才能はすでにマンCで証明済みだ。出番は限られているが、出場するたびに好パフォーマンスを見せている。

今季限りでダビド・シルバが退団すると見られているため、来季は出番が増えると予想される。イングランド代表入りへアピールするには絶好の機会だ。

すでにドルトムントでブレイク済みのFWジェイドン・サンチョとフォデンのコンビがEUROで暴れる姿を期待しているイングランドのサポーターも多いだろう。

4.ジョシュア・ザークツィー(バイエルン/19歳/FW)



ザークツィーはオランダ人のストライカーだが、バイエルンで披露している決定力を考えればオランダ代表へ招集されるべきだろう。オランダはストライカー不足とも言われており、ザークツィーのような本格的ストライカーの登場を待っていたはず。親善試合などで積極的に試していくべきだ。

バイエルンでも出場するたびにネットを揺らしており、先日のボルシアMG戦でも得点を記録したばかり。バイエルンでもロベルト・レヴァンドフスキ2世にふさわしい存在で、この1年で成長できればオランダ代表のスタメン候補となっても不思議はない。

5.ユウスファ・ムココ(ドルトムント/15歳/FW)



あまりにも若すぎるのではないか。そう考えるのが普通だが、このムココという若きストライカーの才能は異様なレベルにある。

今季もU-19のカテゴリーでは20試合で34得点と圧巻の大暴れで、16歳になる今年11月からはブンデスリーガでのプレイも可能となる。ドルトムント側が早い段階でムココをデビューさせれば、ドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴの目に留まるかもしれない。

EURO2020に出場すれば、ムココが最大のサプライズプレイヤーとなるのは間違いない。ドイツ代表に割って入るのは簡単ではないが、超早熟プレイヤー・ムココはどこまで伸びてくるか。

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