バイエルンFW不調の原因はどこにある 指摘されるピッチ上での“恐怖心”

バイエルンのコマン photo/Getty Images

ポテンシャルは確かだが……

バイエルン・ミュンヘンの若きウインガーの調子がどうにもよくない。左サイドを担当する23歳のフランス代表FWキングスレイ・コマンだ。

フランスの後輩ということもあり、昨季までバイエルンに所属したフランク・リベリの後継者として期待されていたコマン。今季はそのリベリが退団し、いよいよ独り立ちへ。多くの人がそう思っていたはずだ。しかし、事はそう簡単に運んでいない。

今季のコマンはサイドプレイヤーとして重要なクロス精度が安定せず、プレイの選択にも消極さが垣間見えるシーンが目立つ。もちろんポテンシャルの高さを感じさせる素晴らしいプレイを見せる時もある。だが、現時点で彼に対する周囲の意見は残念ながら厳しいものばかりだ。

そんな中、なかなか調子が上がらないコマンを心配する先輩も出てきた。バイエルンOBである元フランス代表DFビセンテ・リザラズ氏は同選手が不調に陥っている原因を分析しているが、それはメンタル面の問題が大きいのではないかと結論づけている。独『SPORT1』が伝えた。

「コマンにとって最大の問題となっているのは、怪我を繰り返す恐怖だ。彼は自分の身体に対する自信を取り戻さなければいけないよ。彼は思考を変える必要があるんだ。そうすることさえできれば、コマンは最高のプレイを取り戻すことができる。だけど、今はまだ恐怖心を持っているからうまくいかないんだ。何度も怪我に見舞われた結果、彼はピッチ上で恐怖を感じるようになってしまったんだ」

これまで何度も負傷に見舞われ、今季も昨年12月に行われたチャンピオンズリーグ・トッテナム戦で左膝の関節包を損傷した経験のあるコマン。その記憶が彼のパフォーマンスをどこか狂わせてしまっているのだろうか。

リザラズ氏の分析が正しければコマンは一種のイップスに陥っているわけだが、はたしてバイエルンの若き才能はこの状況を打破できるのだろうか。23歳が殻を破ってくれることを祈るばかりだ。

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