新型コロナウイルスの影響を考慮し、欧州のほとんどのリーグは無観客でリーグ戦を再開させている。
当然スタジアムの中は無人となっているわけだが、本当にこれだけで対策は完璧なのだろうか。英『sky Sport』が問題視したのは、6月より再開されたポルトガルの国内リーグについてだ。
3日には名門FCポルトがアウェイでファマリカンと対戦したのだが、ポルトの熱狂的なサポーターが300人ほど敵地・ファマリカンへと乗り込んだというのだ。
このゲームも無観客開催となっていたため、ポルトのサポーターはスタジアムの外から声を出して応援を開始。一応マスクをしている人が多かったが、旗やタオルを振ったり発煙筒を焚いたり、応援の仕方は普段とほとんど変わらない。
イングランドでもプレミアリーグが再開へ向けて動き始めているが、同メディアはイングランドでも同じようなことが起こるのではないかと危惧している。イングランドでも無観客開催となる予定だが、熱狂的なサポーターがスタジアムの外に集まる行為まで取り締まるのは難しいか。
SNS上では、この件に関して意見が割れている。ポルトサポーターの行動は問題ないと主張する人もいれば、大人数が集結するのは危険と呼びかける人もいる。
「イングランドでも同じことが起こるぞ」
「愚かだ」
「なぜいけないんだ?コロナは終わったんだ」
「300人なら問題ではない」
意見はかなり割れているようで、スタジアム周辺に限らず他の場所にも人は集まっているとの声もある。
無観客試合としている以上は自宅から応援した方がいいように思えるが、サポーターたちの足並みは揃うだろうか。イングランドではリヴァプールの優勝が決まった際に熱狂的なサポーターが集結するのではとの不安もあるようで、何らかの対策が必要か。
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