“C・ロナウド2世”と呼ばれた男たち 忘れられたストライカーの復活も

パナシナイコスで復活の狼煙を上げるマケダ photo/マケダのInstagramより

未来のエース候補から、期待はずれだった選手まで

日本代表MF久保建英をはじめ「リオネル・メッシ2世」と呼ばれる選手は多いが、それと同じくらい「クリスティアーノ・ロナウド2世」と呼ばれる者も多い。

英『The Sun』がロナウド2世と呼ばれている者、呼ばれながら失敗した選手を数名取り上げているが、真のロナウド2世にふさわしい選手は誰だろうか。

1.ラファエル・レオン(ミラン/20歳)
ロナウドと同じくスポルティング・リスボンで成長したレオンは、昨夏ミランにステップアップ。まだ目立った結果は残せていないが、ポテンシャルは高い。何より188cmとサイズがあり、ここもロナウドと比較されるポイントだ。

2.フェデリコ・マケダ(パナシナイコス/28歳)

少々残酷だが、失敗例にも触れておこう。マケダはマンチェスター・ユナイテッドで華々しいスタートを切ったが、そのあとが全く続かなかった。移籍を繰り返すキャリアとなってしまい、現在はギリシャのパナシナイコスでプレイしている。

ただ、復活の兆しも見えてきている。マケダは今季リーグ戦23試合で12得点を記録しており、十分すぎる結果と言えよう。28歳にして輝くときを見つけたか。

3.ゴンサロ・グエデス(バレンシア/23歳)

グエデスはロナウドと一緒に2018ロシアワールドカップも戦ったポルトガル代表アタッカーだが、やや伸び悩んでいるか。パリ・サンジェルマンでプレイしていた時期もあるのだが、そこでも結果は残せず。もう若手と呼べる年齢ではなくなってきた。

4.フランシス・トリンコン(ブラガ/20歳)

すでにバルセロナと契約を結んでいるトリンコンは、レフティーということもあってメッシと比較される機会も多い。

しかし有望なポルトガル人アタッカーは等しくロナウドと比較されるものだ。前線どこでもプレイできることや体の強さも評価されており、ポルトガルの次期エース候補の1人か。

5.ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/20歳)

ポルトガルシリーズはまだ続くが、ポルトガル人選手の中では最も評価が高い若手か。

アトレティコで結果を出せているわけではないが、1億2600万ユーロもの移籍金で動いたポテンシャルは本物と評価されている。チームスタイルさえ合えば結果を出せるはずだ。

ミランのラファエル・レオン photo/Getty Images

6.ウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレス/27歳)

ザハもマンUでは結果を残せなかったが、同メディアはその能力から失敗とは判定できないと伝えている。能力は確かで、ビッグクラブでも十分に通用する選手だ。

しかしタイミングが合わなかったか。すでに27歳を迎えており、ここからビッグクラブで大暴れとのシナリオは想像しにくい。

7.カイオ・ジョルジ(サントス/18歳)

ここからは、さらなる未来の話だ。ブラジルの名門・サントスでプレイするカイオ・ジョルジは、昨年のU-17ワールドカップを制したブラジル代表の一員だ。

大会では5得点奪っており、同メディアはサントスではネイマール以来の才能と絶賛している。まだロナウド2世として花開くか議論するのは早計だが、それだけのポテンシャルは秘めているとの評価だ。

8.ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/19歳)

最後はレアルのサポーターもロナウド2世になることを望んでいるヴィニシウスだ。

まだ体は出来上がっていないが、スピードとテクニックはかなりのレベルにある。ヴィニシウス自身もロナウドへの意識があるのかフィジカルトレーニングをスタートさせているようで、2、3年後にフィジカルモンスターとして化ける可能性がある。

同じくレアルに所属するロドリゴ・ゴエスにも期待がかかっているが、サポーターとしてはどちらかにロナウド級の選手へ育ってほしいところだろう。

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