ボルシアMG板倉滉の獲得レースにバイエルンも本格参戦 既に代理人と接触と現地報道

ボルシアMGの板倉滉 photo/Getty Images

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今夏の移籍が有力視されている

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉は、ドイツの強豪クラブから相次いで今年夏の補強候補としてリストアップされているようだ。

板倉とボルシアMGとの契約は2026年6月末で満了となるが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に毎年出場する強豪クラブへのステップアップを板倉が望んでいることに加えて、クラブ側も契約満了に伴う移籍金ゼロのフリー移籍で板倉を失う事態は避けたいとの思惑があることから板倉の今年夏の移籍が有力視されている。

こうした中、ドイツ紙『Bild』が4月29日付の記事でボルシア・ドルトムントが負傷離脱中のドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの代役として板倉の獲得を検討していると報じたが、同紙は翌30日に板倉に関する続報記事を掲載し、ドルトムントだけでなくバイエルン・ミュンヘンも板倉に興味を示していると報じている。
30日の記事の中で同紙のトビアス・アルトシェッフェル記者は、「イタクラの代理人と移籍の条件に関する最初の話し合いが行われた。正式なオファーは提示されなかったが、それについても話し合われたようだ」とバイエルン側の動きについて語り、既に同クラブが水面下で板倉獲得に向けた動きを本格化させつつあることを明かした。

ダヨ・ウパメカーノと伊藤洋輝が怪我によって離脱中のバイエルンではセンターバックのポジションが手薄になっていることから、ボルシアMGでディフェンスリーダーとして活躍している板倉に目を付けたのかもしれない。

ドイツメディア『Transfermarkt』によれば板倉の市場価値は1200万ユーロ(約19億4000万円)となっているが、ドルトムントとバイエルンが板倉をめぐって競合すればこれ以上の金額が飛び交うことになるのは確実だろう。

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