やっぱりタイトルは欲しかった “背番号8”がアーセナルを去った理由

昨季までアーセナルでプレイしたラムジー photo/Getty Images

昨夏ユヴェントスへ

やはり努力が報われる瞬間というものは、どんな選手の目にも魅力的に映るものなのだろうか。昨夏アーセナルからユヴェントスに加入したウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、自身の下したイタリア行きの決断について語っている。

途中レンタルを挟みながらも、昨季までアーセナルに11年間在籍していたラムジー。2016-17シーズンからは背番号8を与えられ、順風満帆なキャリアを送っていたと言っていい。何度か怪我に悩まされることもあったが、ファンに愛される存在だったことは間違いない。

そんな彼は特に定位置を失ったわけでもなく、なぜ突如としてユヴェントス行きを決めたのか。どうやら、その決断の裏にはタイトルの存在があったようだ。ラムジーはYouTubeチャンネル『Foot Truck』にて、移籍の理由を次のように語っている。
「ユヴェントスは世界でもトップレベルのチームの1つだ。ビッグクラブであることは間違いない。そういったクラブからの誘いを断ることは難しいよ。僕は長い間同じチームでプレイしていた。だけど、いずれは新しい言語を学んで、あの快適な場所とは別の環境でプレイしてみたいなとぼんやり考えていたんだ。もう一度、別のリーグで自分自身をテストしてみたかったのさ。ユヴェントスはトップチームだ。ここでなら、うまくいけば各コンペティションでより上位を狙える。多くのトロフィーやタイトルを手にすることができるはずさ」

アーセナルではカップ戦こそ制したものの、リーグ優勝を経験することができなかったラムジー。加えてチャンピオンズリーグ出場からも遠ざかっている状況で、そのどちらもを叶えることができる可能性が高いユヴェントスからのオファーはかなり魅力的に映ったようだ。

ユヴェントス移籍の決断を下した理由について語ったラムジー。現役でいられる時間が短いだけに、それも仕方のないことだろう。一方で心配なのはラムジーを放出してしまったアーセナル。今後の主力流出を避けるためにも、同クラブはそろそろリーグタイトルを獲得したいところだ。

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