ロナウド、ジダンより上 “21世紀”最も過小評価されている男がボルトになった日

レアルでプレイしてきたベイル photo/Getty Images

積み上げた105ゴールの記録

今から6年前の今日、サッカー界で永遠に語り継がれるであろう伝説の爆走ゴールが生まれた。

2013-14シーズンのスペイン国王杯・決勝、バルセロナVSレアル・マドリードの一戦にてレアルFWガレス・ベイルが決めたゴールだ。

1-1で迎えた85分、自陣でボールを受けたベイルは左サイドを疾走し、バルセロナDFマルク・バルトラを突破。そのまま1人でペナルティエリアに侵入し、ゴールネットを揺らしたのだ。
英『GIVE ME SPORT』は「ベイルがウサイン・ボルトになった時」と振り返っているが、そんな表現も納得できるスーパーゴールだった。




そして元ウェールズ代表のロビー・サヴェージ氏は、そんなベイルこそ「21世紀最も過小評価されている選手」だと主張する。レアルでの成績を考えても、クラブのレジェンドである元祖怪物FWロナウドやルイス・フィーゴ、現指揮官ジネディーヌ・ジダンより上と評価しているのだ。

「ここ20年で最も過小評価されている選手には、ベイルを挙げるよ。彼は全てのコンペティションで105ゴールを決め、13のトロフィーを獲得し、チャンピオンズリーグ決勝でもあのリヴァプール相手のオーバーヘッドを含む3点を決めている」

「偉大なるジダンと比較しても、彼は49ゴールで6つのトロフィー。チャンピオンズリーグ決勝ではレヴァークーゼン相手に決めた1点のみだ。あれは素晴らしかったけどね。フィーゴは56ゴールで7つのトロフィー、ロナウドは104ゴールで3つのトロフィー。つまり、ベイルはこの3人よりも多くのゴールとトロフィーを勝ち取っているんだ」

スペイン『as』によると、サヴェージ氏はこのように語っている。ベイルは今季も期待はずれと批判されているが、レアルでの通算成績を考えるとレジェンドの仲間入りを果たしておくべき選手と言えよう。劇的なゴールでレアルを救ったことも何度かあり、21世紀最も過小評価されている選手との表現も正しいか。

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