赤い悪魔が勢い乗ってきた 9戦22ゴール“負けなし”でいざシティ退治へ

直近9試合は好調のマンU photo/Getty Images

フェルナンデス効果とサポーターも興奮気味

ややエンジンのかかりが遅かったが、ようやくマンチェスター・ユナイテッドが勢いに乗ってきたのだろうか。

5日にはFA杯・5回戦でダービー・カウンティを3-0で撃破したが、現在のマンUは9試合連続で負けがない。1月26日にFA杯・4回戦でトレンメア・ローバーズを撃破したところから無敗がスタートし、直近9試合の成績は6勝3分だ。

その6勝の中にはカラバオ杯・準決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦(1-0)、プレミアリーグのチェルシー戦(2-0)など強豪とのゲームも含まれている。2020年に入ってからの戦いはまずまずと評価できる。
大きいのは新戦力の早期フィットだろう。今冬の目玉補強だったMFブルーノ・フェルナンデスが早くも攻撃の軸となっており、得点を奪えるMFとの評判が本物だったことを証明している。

さらに緊急補強として獲得したFWオディオン・イガロも今回のダービー戦、ヨーロッパリーグのクラブ・ブルージュ戦で得点を記録するなど、良いスタートを切っている。

米『Bleacher Report』によると、サポーターからも「フェルナンデス効果」などポジティブな意見が出ている。新戦力の奮闘にサポーターも満足しているのだろう。

ここにMFポール・ポグバが戻れば、攻撃のアイディアはさらに増えてくる。逆転でのトップ4入りへ希望の光は確実に見えてきている。

次なるポイントは、8日のマンチェスター・シティ戦だ。SNS上では、「この無敗期間も次のシティ戦で終わり」などマンCサポーターから挑発的な声が挙がっている。トップ4入り、さらにダービーマッチであることを考えても負けは許されない。

9戦6勝3分22ゴールの勢いをライバル相手にもぶつけることができるのか。強さを取り戻しつつある赤い悪魔が本拠地オールド・トラフォードでマンCを迎え撃つ。

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