ユーヴェはポグバをどうしても復帰させたい? 驚きのオファーを用意か

今夏の去就に注目が集まっているポグバ photo/Getty Images

ラムジーをわずか1年で手放し移籍金を補填か

ユヴェントスは今夏の移籍市場で、“元10番”を復帰させるために本格的に動き出そうとしているようだ。

2012-13シーズンから4シーズンにわたってユヴェントスでプレイし、イタリアでその才能を開花させたフランス代表MFポール・ポグバ。2014-15シーズンにチームをチャンピオンズリーグ決勝の舞台へ導くと、翌2015-16シーズンはミシェル・プラティニやロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロらが背負ってきた栄光のナンバー「10」を身に纏いプレイした。

しかし、ユヴェントスの10番を背負うポグバの旅はわずか1年で終了。2016年夏に古巣マンチェスター・ユナイテッドが当時史上最高額となる移籍金(1億500万ユーロ)でポグバを買い戻し、プレミアリーグへ復帰することになった。その後、マンUでもヨーロッパリーグ優勝といったタイトルの獲得に貢献してきたが、毎年のように移籍の噂が絶えない状況だ。さらに、今季はたび重なる怪我に悩まされていることもあり、今夏の去就話が加熱している。

今季からユヴェントスの一員となったラムジー photo/Getty Images

そんな中、移籍情報に精通しているイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーラ氏が自身のTwitterを通じて「ポール・ポグバは夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れたがっている。彼のファーストチョイスはユヴェントスだ。同クラブも彼の復帰に努めている。ユーヴェはレッド・デビルズへ向けて、アーロン・ラムジー+5000〜6000万ユーロ(約59〜71億円)を提供する準備ができている」と明かしたのだ。

いくつかの海外メディアが、マンU側は少なくともポグバ放出の際に1億~1億5000万ポンド(143~215億円)程度を要求していると報じていた。選手での補填をマンU側が受け入れるかはさておき、どうしてもユヴェントスがポグバを復帰させたいと考えているのなら、要求額に足らない移籍金を昨夏にフリーで獲得したラムジーで補填することができれば、確かに金銭的には“お得”かもしれない。一方で、一度出て行った選手をわざわざ復帰させるために、加入したばかりでまだまだ可能性を秘めたラムジーを、たった1年で手放すには“もったいない”ともとれなくもない。

はたして、ポグバのユヴェントス復帰は実現するのか。ユヴェントスの他にも、レアル・マドリードなどが以前から同選手の獲得に関心を寄せている。

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