プレミア生き残りへ“ミラクル”を 青年指揮官を待つ試練の終盤戦

ボーンマスを指揮するエディ・ハウ photo/Getty Images

スケジュールが厳しい

欧州主要リーグも徐々に終盤戦へ突入してきたが、盛り上がっているのは優勝争いだけではない。残留争いもヒートアップしてきているのだ。

英『BBC』が注目しているのは、プレミアリーグで現在16位につけるボーンマスだ。ボーンマスは2015-16シーズンよりクラブ史上初のプレミアリーグ参戦を果たしたクラブで、そこから何とか残留を続けてきたのだ。

それを支えてきたのは青年指揮官エディ・ハウだ。これまでもプレミア残留が危うくなった時があったのだが、そうした危機を何とか乗り越えてきた。今季はここまで26試合を消化して勝ち点を26点しか稼げていない状況で、降格圏の19位ワトフォードとも勝ち点差が2点しか離れていない。
同メディアはハウの「ミラクル」が再び必要だと主張する。26試合を消化した段階で勝ち点を26点しか稼げていないのは、2016-17シーズンと同じ状況だ。当時も危険だったが、そこからの12試合でボーンマスは5勝5分2敗と奇跡的な結果を残して9位まで順位を上げることに成功した。同メディアはこれをミラクルと振り返っているのだ。

残留のためには勝ち点が40ほど必要と言われており、当時のボーンマスは勝ち点46まで伸ばすことに成功している。今季はFWジョシュア・キング、MFスティーブ・クック、DFサイモン・フランシスなど複数選手が怪我で離脱するなど苦しい戦いだったが、今季も40点台へ乗せられるだろうか。

ここからチェルシー、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、レスター・シティ、マンチェスター・シティとの対戦を残す苦しいスケジュールとなっているため、まさにミラクルが必要な状況となっている。

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