アーセナルの再建へ アルテタが今夏に狙っているかもしれない有望株5選手

アーセナルの再建を託されたアルテタ photo/Getty Images

以前から興味を示してきた選手たち

今季半ばにミケル・アルテタ監督が新指揮官に就任して以降、徐々に改善しつつあるアーセナルだが、なかなか結果に結びつかず、汚名を返上するためにはやはり今夏の補強は必須かもしれない。そこで、英紙『Mirror』が早くも「アルテタのレーダーに引っかかっているであろう選手」を紹介している。

「アーセナルの守備面の問題を解決することは、アルテタにとって引き続き重要な優先事項」や「これまで残念なシーズンを送っているため、アルテタ新監督にとって忙しい夏となりそうだ」と取り上げた同紙が、補強候補に名前を挙げた選手は次の5選手だ。

1人目は、フェイエノールトに所属するU-21トルコ代表MFオルクン・コクチュ。以前からアーセナルが興味を示し、今冬の移籍市場で獲得に動き出すのではないかと噂されていた若き逸材だ。まだA代表デビューは果たしていないものの、今季のオランダでの活躍から今夏に開催されるEURO2020でのブレイクが期待されている。現在1500ポンドの値札がついているようだが、同大会での価格上昇を避けるために、早めに手を打つ可能性がかるという。

バルセロナで思うような出場機会を得られていない photo/Getty Images

2人目は、RBライプツィヒに所属するU-21フランス代表DFダヨ・ウパメカノだ。センターバックを主戦場とし、ブンデスリーガで近年上位争いを繰り広げる同クラブの主力として、不動の地位を築きつつある期待の若手選手。以前からアーセナルが関心お寄せてきた選手で、同紙も「多額の移籍金を課される可能性はあるが、ヨーロッパにも彼ほどの可能性を秘めたDFは多くない」と絶賛している。東京五輪へ参加する可能性があり、その結果次第では今夏の移籍市場で争奪戦が繰り広げられるかもしれない。

3人目は、今季序盤戦の怪我の影響もあってか、バルセロナでここまで思うような出場機会を得られていないフランス代表DFサミュエル・ウムティティ。今冬にアーセナルがバルセロナへオファーを出すも拒否されたと報じられたが、今夏に再び獲得に動き出す可能性があるようだ。ただ、移籍金が高額なためか、同紙は「ウムティティかウパメカノ、どちらか一方の部屋しかない」と取り上げており、経験豊富なCBと勢いのある若手CBの両獲りの可能性は低いと予想している。

残る補強候補2名は、リールのU-23ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスと、シャフタールのウクライナ代表DFミコラ・マトビエンコ。こちらも以前からアーセナルへの移籍が噂されてきた選手たちだ。はたして、アーセナルはなかなか実現することができなかったこれらの選手を、今夏の移籍市場で獲得することができるのか。

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